学生飲酒量「飲み放題」で倍近くに…筑波大調査 – 読売新聞

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 飲み放題の利用で、大学生の1回の飲み会での飲酒量が2倍近くに増えることが、筑波大の吉本尚准教授らの調査でわかった。生活習慣病やがんなどのリスクが顕著に上昇する酒量を超えることになるといい、「十分に考えた上で利用して」と注意を促している。

 調査は関東地方の31大学を対象に調査票を送り、学生533人から回答があった。飲み放題を利用したことがあるのはうち511人で、1回の飲酒量をアルコールの量に換算したところ、男子学生は飲み放題でない場合は平均48・2グラム(ビール約1・2リットル相当)なのに対し、飲み放題利用の場合は同85・9グラム(同約2・1リットル相当)と、約1・8倍に増加。女子学生も、同36・5グラムが同63・7グラムと、約1・7倍だった。

 1回の飲酒でアルコール摂取量が60グラム以上になると、生活習慣病やがん、急性アルコール中毒などのリスクが全て上がるとされている。通常はこの量まで飲酒しない学生でも、飲み放題になると男子は約4割、女子は約3割がこの量に達するようになっていた。

 吉本准教授は「学生は酒量をコントロールしにくい。飲食店側も提供のあり方を考える必要がある」と話した。世界保健機関(WHO)は2009年、アルコールの過剰摂取を招くとして、飲み放題の禁止や制限を提言しているという。





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