松重閘門の機能復活へ調査 名古屋市、来年度予算に費用計上目指す – 中日新聞

Home » 調査 » 松重閘門の機能復活へ調査 名古屋市、来年度予算に費用計上目指す – 中日新聞
調査 コメントはまだありません



市有形文化財に指定されている松重閘門=名古屋市中川区山王で

写真

 名古屋市議会の九月定例会は十五日、本会議が再開し、九議員が個人質問した。市は、市有形文化財の松重閘門(こうもん)(名古屋市中川区山王一)の機能復活に向け、来年度当初予算案に調査費の計上を目指す方針を示した。斎藤高央議員(自民)の質問に答えた。

 松重閘門は一九三〇(昭和五)年に建設を開始し、三二年に全線開通した。長さ九十メートル、幅九メートルで、堀川と中川運河をつなぎ、両河川の水位を調整し、船を通していた。「東洋のパナマ運河」とも呼ばれたが、水運の減少で七六年に使用停止。周辺は公園として整備され、八六年に市有形文化財に指定された。

 市によると、多額な費用がかかるとみられるが、再生手法の課題を整理し、観光資源や水上交通網の充実など需要調査も進める。「中川運河再生計画」を市と共同で策定した名古屋港管理組合とも調整するという。

 斎藤議員は「堀川と中川運河一体の舟運観光ができるようになり、名古屋の新たな魅力となる。課題はあるが大変意義がある」と質問したのに対し、河村たかし市長は「何としても実現する。大至急、調査費を付けて進めたい」と答えた。

 (梅田歳晴、安田功)

写真

この記事を印刷する





コメントを残す