夕日寺1300年 次代へ 盛り上げ狙い 地域調査、伝統野菜作り – 中日新聞

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地域の畑で、金沢伝燈寺里芋の苗植え体験をする子どもや大学生ら=金沢市東長江町で

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19年むけ協議会発足 金沢

 金沢市内の地名「夕日寺」が発祥から千三百年となる二〇一九年に向けて「夕日寺1300年協議会」の発足式が二十四日、金沢市夕日寺小学校であり、住民ら約七十人が門出を祝った。校区の歴史文化の調査や地域の伝統野菜「金沢伝燈寺里芋」の栽培などを通じて、地域を盛り上げる。(督あかり)

 四年前から子ども向けに環境学習塾を開く「夕日寺環境保全委員会」が事務局となり、夕日寺歴史研究会や金沢伝燈寺里芋栽培研究会など計八団体がタッグを組んだ。環境学習塾を通じて交流のある金沢星稜大の学生も協力する。

夕日寺小児童を代表してあいさつする迫本愛生さん(中)ら=金沢市夕日寺小で

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 発足式では各団体が紹介され夕日寺小五年の迫本愛生(さこもとあむる)さん(10)、河内羅那(らな)さん(10)らが「学習塾での体験を一つ一つ大切にし、自分たちが住む夕日寺の自然と千三百年の歴史について楽しく学んでいきたい」とあいさつした。

 協議会の中川一成会長は「地域の歴史や史跡を整理して次世代につなぐ必要がある。さらに千三百年を記念して、他の地域から人が呼べるようなお祭りを考えていきたい」と語った。

 この日、子どもたちが大学生らとともに、小学校近くの畑で金沢伝燈寺里芋の苗の植え付け体験をした。今年は七月に夕日寺の史跡巡り、八月に金腐川の水生生物の観察、十月に里山探訪、十一月に里芋の収穫体験や芋煮会を行う。

 夕日寺は七一九(養老三)年に泰澄大師が山路に倒れていた大きな木で千手観音像とこま犬を彫り、養老山「下日寺(げにちじ)」と名付け観音堂を建てて納めた。これにちなんで通称「夕日寺」と呼ばれるようになったとされる。今後、夕日寺の歴史文化の調査を行い、冊子にまとめる。

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