NY外為:ユーロ急伸、1カ月ぶり高値-オランダ選挙出口調査で – ブルームバーグ

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ニューヨーク時間15日の外国為替市場ではユーロが上昇し、約1カ月ぶりの高値。この日投開票のオランダ下院選挙の出口調査によれば、ルッテ首相率いる与党・自由民主党は反イスラムを唱えるウィルダース党首の自由党を大差で破った。ユーロ圏に大衆迎合主義が広がるとの懸念が和らいだ。

  ユーロは対ドルで昨年6月以来で最大の上昇。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けた上昇は、オランダ選挙の出口調査を受けて勢いを増した。アムステルダム時間午後9時半頃の調査によれば、自由民主党は150議席のうち31議席を得る見通し。自由党の獲得議席は19議席。

  ニューヨーク時間午後5時10分頃、ユーロは対ドルで1.2%上昇の1.0734ドル。一時は6月以来最大の1.3%上げて1.0740ドルを付ける場面もあった。ドルは対円で1.2%安い1ドル=113円38銭。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は1.3%下落の1231.36。

  ウニクレディトのストラテジスト、バシレイオス・ギオナキス氏は出口調査通りの結果となれば政治的な障害が一つ取り除かれ、政治リスクプレミアムが解消に向かうと指摘。ユーロにはプラスの展開になるはずだと電子メールでコメントした。

  これより先、FOMCは政策金利を引き上げた一方で、金融引き締めでは緩やかなアプローチを維持するとの見方を示し、ドルは全面安の展開となった。

  FOMC予測の中央値では2017、18年の利上げ回数に変化がなく、より積極的な引き締め軌道を望んでいたタカ派の期待は裏切られた。

  トロント・ドミニオン銀行の北米為替戦略責任者、マーク・マコーミック氏はFOMCについて、「ドルに対して幅広くマイナスに作用する」と指摘。「市場はドットがもっと確定的にシフトすると期待していた。目先数年かけて引き締めスタンスが強まる明確なシグナルを待っていた」と述べた。

原題:Euro Reaches One-Month High as Dutch Exit Poll Shows Liberal Win(抜粋)
Dollar Plunges as Fed Disappoints Bulls Seeking Hawkish Signals



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