繊維統計改ざん「組織に問題」 経産省 – 日本経済新聞

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 経済産業省は23日、昨年12月に公表した繊維流通統計調査の改ざんについて、不適切な作業が常態化し、外部からの指摘を受けても見過ごされたと明らかにした。経産省の糟谷敏秀製造産業局長は「組織の仕組みに問題があった」と述べ、組織の責任を認めた。

 経産省が同日、総務省の統計委員会で省内の聞き取り調査の結果を報告した。繊維統計では実際には減少していた企業からの回答数を維持するために、過去の回答をそのまま使う「横置き」が発覚。横置きが確認された2001年以降の担当者27人に聞き取ったところ、問題を把握しながらも代々引き継がれた。

 集計作業を請け負った業者が11年に指摘したほか、新任の担当者が横置きをやめようとした時もあったが改善に結びつかなかった。統計委員会の有識者は「正直さや率直さの欠如が問題発覚を遅らせた」と指摘した。

 経産省は再発防止策として、抜き打ちを含む省外の有識者などによる定期的なチェック、文書保存の徹底などを挙げた。統計委員会の西村清彦委員長は「間違いが起きたら報告する。報告者が不利にならない体制が重要だ」と強調した。

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