豪就業者数、1月は前月比+1.60万人 過去最長の16カ月連続増 – 朝日新聞社

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 [シドニー 15日 ロイター] - オーストラリア連邦統計局が15日発表した1月の雇用統計では、就業者数が1万6000人増加と、市場予想とほぼ一致した。増加は16カ月連続で、1978年の統計開始以降で過去最長を記録した。

 就業者数は11月と12月にも大幅に増加しており、堅調な雇用情勢が確認された。

 ただ、フルタイム就業者数は4万9800人減少。

 失業率は5.5%と、12月の5.6%(改定値)から低下した。ここ9カ月にわたり5.4─5.6%で推移している。

 労働参加率は65.6%と高水準を維持。女性の就業が増えたこともあって、1年前から着実な上昇を続けている。

 就業者が需要に見合う形で増えているため、賃金や物価上昇率への上方圧力が後退し、短期的にオーストラリア準備銀行(中央銀行)による利上げの引き金となる可能性も消滅した。

 豪ドル<AUD=D4>は雇用統計を受けて対米ドルで軟化。金利先物<0#YIB:>が織り込む利上げ確率はほとんど変わらずで、11月までの利上げ確率は五分五分とみられている。 

 コムセックの首席エコノミスト、クレイグ・ジェームズ氏は「明らかに、労働市場は全般的に良好な状況だ。雇用が生まれており、職探しをする人は増え、企業の雇用意欲も引き続き強い」と指摘した上で「中銀が考える完全雇用は5%近辺(の失業率)だ。そのため、依然かなりの余剰能力がある」と説明した。

 ロウ総裁は先週、賃金の上昇ペースが雇用創出ペースを依然大きく下回っていることを踏まえると、目先の利上げを支持する強い根拠はないとの見解を示している。

 ジェームズ氏は「賃金と物価の上昇ペースは緩やかになるとの中銀見解に同意する。金利をとりまく状況は変わっていない。この日の統計はそうした見方を強めた」と述べた。

 *内容を追加しました。






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