米経済、「ハード」と「ソフト」データの差は縮まるか-今週雇用統計 – ブルームバーグ

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米国経済について「ソフト」データが示す好調さが「ハード」データに反映されつつあるかどうか、世界は今週末には今よりも良いアイデアを持てるようになるが、確固たる答えは恐らく得られまい。

  今週発表される米経済指標には2月の貿易収支と製造業受注、3月の雇用統計などがある。3月の非農業部門雇用者数は前月比17万5000人増の見通しで、伸び鈍化が見込まれている。3日に米供給管理協会(ISM)が発表した3月の製造業総合景況指数は製造業活動の力強い拡大が続いていることを示した。これに先立ち3月31日に発表された2月の米個人消費支出は、経済の大きな部分を占める同消費が少なくとも1-3月(第1四半期)は景気拡大の広がりを制限する可能性を示唆するものだった。

  消費者や企業の心理状態を判断するための調査を基にしたソフトデータと、個人消費支出など具体的な実績数字で発表されるハードデータとの間に存在する格差が今年の米経済の特徴となっている。今後数カ月の経済を占う上でどちらがより良い指標であるかを導き出すことは、企業や投資家が今年下す決定にとって極めて重要となる。

  ムーディーズ・アナリティクスのエコノミスト、ライアン・スイート氏は「まだ決定は下っていない。米経済の基本的な状態はソフトデータとハードデータの中間辺りといったところだ。第1四半期の国内総生産(GDP)統計が示すだろうほどには惨めな状況ではないと思うと同時に、各種調査が示唆するほど強いとは思っていない」と語った。
  

  ニューヨーク連銀はGDP予測に消費者や製造業購買担当者の調査を含むソフトデータを採用しており、第1四半期は2.9%成長と予想。一方、アトランタ連銀は実際の支出データや貿易統計など従来GDP統計産出に利用されるハードデータに厳密に注目し、1.2%成長を見込む。ブルームバーグ調査の予想中央値は1.8%成長。

原題:U.S. Economy’s ‘Hard’ Stuff Gets Airing in This Week’s Data(抜粋)



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