【これからの見通し】米経済統計と当局者発言をチェック、週末調整も – Klug クルーク

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配信日時
2017年10月13日(金)15:45:00
掲載日時
2017年10月13日(金)15:55:00

【これからの見通し】米経済統計と当局者発言をチェック、週末調整も

 きょうは13日の金曜日。週末を控えてポジション調整が入りやすい心理状態も想定されるところ。今週はスペイン・カタルーニャ州、英EU離脱、北朝鮮問題などリスク材料について市場の反応はひとまず限定的に留まっている。しかし、週末や週明けの北朝鮮動向を警戒する動きは根強く、きょう金曜日は念のため事前の調整の動きに注意しておきたい。

 今週の株式市場は日本も米国も記録的な上昇となった。ただ、株式市場、債券市場そして為替市場は定石通りの動きを示していない。株高は通常、主要国債券の安全資産買い需要を後退させることから、米債などの利回りは上昇するとみられている。しかし、今週に限っては米債利回りは低下している。したがって、為替相場でもドル売りが優勢になった。そのなかで、ドル円ではリスク選好の円売りよりも、ドル売りの圧力が前面に押し出されている。

 ドル安圧力の背景の一端には、米金融当局者のインフレ見通しへの慎重姿勢もあったようだ。きょうは米消費者物価指数(9月)と米小売売上高(9月)の発表を控えており、特にインフレ動向には市場が神経質に反応しそうだ。事前予想では消費者物価指数の前年比は+2.3%と前回の+1.9%を大きく上回る見込み。その他、米ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値(10月)、米企業在庫(8月)などが発表される。

 また、米金融当局者の講演予定も多い。ローゼングレン・ボストン連銀総裁、エバンス・シカゴ連銀総裁、カプラン・ダラス連銀総裁などの講演が相次ぐ。そのなかで、パウエルFRB理事の講演はキャンセルされている。諸事情があるだろうが、次期FRB議長候補として過剰な市場反応を避けたいとの意図も感じられる。

minkabu PRESS編集部 松木秀明



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