ロッテ、持ち株会社を正式発足 – NNA.ASIA

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韓国ロッテグループの持ち株会社が12日、正式に発足した。グループ会社同士が出資し合う複雑な循環出資構造からの脱却を通じて、経営透明化と株主価値向上を図る。グループの重光昭夫(韓国名・辛東彬)会長が新会社の共同社長に就任した。

記者の質問に答えるロッテ持ち株の経営陣。上のロゴはロッテワールドタワー(ソウル・松坡区)を俯瞰したイメージだという=12日、ソウル(NNA撮影)

記者の質問に答えるロッテ持ち株の経営陣。上のロゴはロッテワールドタワー(ソウル・松坡区)を俯瞰したイメージだという=12日、ソウル(NNA撮影)

新会社名は「ロッテ持ち株」。ロッテ製菓とロッテショッピング、ロッテ七星飲料、ロッテフードの系列4社をそれぞれ、投資会社と事業会社に分割した後、ロッテ製菓の投資会社を存続会社とし、各社の投資会社を集約した。資産規模と資本金はそれぞれ、6兆3,576億ウォン、4兆8,861億ウォン。流通・食品分野を中心に計42社が傘下に入った。最高経営責任者(CEO)は、グループナンバー2の黄ガクキュ共同社長が務める。日本ロッテは2007年に持ち株会社(HD)体制になった。韓国ロッテのHD体制への移行は「昭夫会長の悲願」(ロッテ持ち株幹部)だったという。

韓国ロッテグループの系列会社が新会社の株式27.2%を保有する。昭夫会長は13.0%を出資した。昭夫会長の兄でロッテホールディングス(HD)前副会長の重光宏之氏との後継者争いについては「持ち株会社を設立する過程でほぼ解決した」(同社の別の幹部)と説明した。宏之氏も0.3%を保有する。日本のロッテホールディングスの出資比率は4.5%にとどめた。

■M&Aも担当

新会社は当面は純粋な持ち株会社として、まずは子会社の経営評価や業務支援、ブランドライセンスの管理などを担当する。中長期的には、新事業の発掘と買収・合併(M&A)も担当する計画だ。

傘下の優良企業の上場も推進する。韓国メディアによると、ロッテシネマやロッテリア、コンビニエンスストア「セブン-イレブン」を運営する「コリアセブン」などが候補に挙がっているもよう。グループの化学メーカー、ロッテケミカルは傘下への編入を推進する。ロッテアサヒ酒類やロッテJTBなど日系企業との合弁会社の編入については「検討中」(ロッテグループの広報担当者)とした。

もう一つのグループ中核会社であるホテルロッテは上場を優先。その後編入を推進する考え。ロッテカードやロッテ損害保険などの金融会社は売却の可能性があるという。現行法では、持ち株会社は金融会社や保険会社を支配できないためだ。





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