介護疲れ動機が増加 16年統計 – 毎日新聞

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 厚生労働省が23日公表した2016年の自殺者数(確定値)の統計で、介護や看病の疲れが原因や動機だったのは251人で、前年の243人より増加したことが分かった。自殺者数全体は減り続けており、高齢化の進展で介護の悩みが深刻になっていることが浮き彫りになった。

 原因や動機は遺書などから推定し、三つまで挙げている。「介護・看病疲れ」は男性151人、女性100人。年代別では60歳代が最多の67人で、50歳代60人、70歳代47人と続いた。職業別では主婦(34人)を含む無職が176人だった。

 自殺者は11年まで14年連続で3万人を超えていたが、16年は2万1897人(前年比2128人減)で7年連続で減少している。一方で「介護・看病疲れ」は現在の形式で統計を取り始めた07年(265人)から横ばいの状態が続いている。

 自殺対策の見直しに向けた厚労省の有識者検討会でも「『老老介護』などの問題が起き、高齢者にとって生きづらい社会になっている」として、対策の充実を求める声が上がっている。【熊谷豪】






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